七月堂通信

2017年04月の記事

七月堂古書部一周年!

 皆さま如何お過ごしでしょうか。お久しぶりの七月堂通信です。

 年度末にかけてなかなかに怒涛の日々でした。それを超えてGWを直前には古書部オープン一周年!ということで、まだまだ怒涛の春です。

 七月堂古書部、オープンから常にマイナーチェンジを繰り返していたのですが、最近では思い切って照明が一新されました。かなりムーディーになっておりますので、ゆったりしていただけると思います。
 また社長の気合いが漲る「現代詩文庫、在庫ある分は思潮社さんから仕入れさせていただきました」コーナーはかなりの目玉でしょう。詩歌関係の他社さま新刊本も少しずつ集まっております。こちらもお見逃し無く。
 お陰様で昔からのお知り合いやお客様からお譲りいただいた「これはレアだろう、どうしようか・・・」という本も古書部・部長である後藤さんが放出の決意をし、本達も新たな引き取り手を求めて控えています。「我こそは!」という方、少々お高い買い物になるかもしれませんが古書部一周年のこの機会に是非ご検討を。

 軽い気持ちで「古本屋とか出来るんじゃないっすか」と口に出してから2年弱でしょうか。まさか『世田谷ライフ』に紹介していただけるようなお店になろうとは。これはひとえに社長と部長の気合い、および足を運んで頂いているお客様、皆さまのおかげです。「なんか最近七月堂すげえな!」と内輪の人間ながら進化の目覚ましさに目をみはる日々です。わたくしはせめて掃除機でもかけて皆さまに快適に過ごしていただけるように努力します。あ、あと岡島楽器のコーナーも細々とやっておりますので、買い物の合間の気分転換にカリンバでも鳴らしてみてください。

 さて、古書部の話題だけでもお腹一杯に満載なのですが、なんとなんとここ最近の新刊ラッシュは凄まじいのです。また力作、良作揃いですのでよろしくお願いいたします。下記、新刊・近刊を簡単にではありますがご紹介します。

凄まじい新人が現れた!と話題の増田秀哉第一詩集『零時のラッパをぶっ放せ
ベテラン待望の最新詩集 田中勲『幻の光の中で
詩の純度に触れてください『笹原常与詩集 晩年
相変わらずの圧倒的な存在感 藤井晴美『下剤の彼方、爆発する幼稚園
可愛い見た目だけに騙されないで下さい 梁川梨里『ひつじの箱
詩を書き始め半世紀、復活した詩人 白島真『死水晶

 是非GWの愛読書に加えてください。

 古書部一周年、4/29 ・4/30 皆さまのお越しをお待ちしております!!

No.0056 2017年04月29日 O